ようちかSS「寒いのは苦手」
初の試み、SSの感想を書いてみたいと思います。こらそこ、ネタがなくなったとか言わない。
記念すべき第一回はお米氏作「寒いのは苦手」です。
作品のリンク
「寒いのは苦手」/「お米」の小説 [pixiv]
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9001554
感想
第8、9話あたりの時間軸です。
話のテーマは「別れ」なわけですが、実際のアニメでも別れが描かれ始めていることもあり少し涙が出てしまいました。
最初はようちかによくある恋する曜ちゃんから始まりちょっと面白い感じなのですが、後半は一転、千歌ちゃんの本音とようちかの絆に焦点を当てています。このギャップが後半のシーンをよりいっそう引き立たせている気がしますね。
特に凄いと思ったのはこのシーン。
急に恥ずかしくなって慌てて立ち上がってしまい、そのせいか千歌ちゃんも少し驚いていた。
「え?いいけど……。チカはもうちょっと……。」ゴニョゴニョ
そう言う彼女の声は少し残念そうだったけど、最後の方は何を言っているかよく分からなかった。
寒さで耳と頬を赤くする彼女を見て思う。
さっき口をついて出たのは紛れもない私の本音で、Aqoursとは、千歌ちゃんとは離れたくないと思っている。そしていつかは千歌ちゃんに想いを伝えられたら……なんて。
「寒さ」で耳と頬を赤くするという表現がありますが、これは本当に寒さによるものなのでしょうか?前の文章がこんな感じで展開されているのを見ても、そこには千歌ちゃんの嬉しさ、そしてちょっとした恥ずかしさが込められているのかなと思います。この描写には凄いというほかありませんね。
初投稿と書いてあったのですが、本当なのかと疑ってしまうほど素晴らしい作品でした。ありがとうございました。

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